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エピソード6 僕の使命

腰の王子のもとで

勉強をしていくうちに

僕が求めていた根本的な何かがわかった。

それは一言で言ってしまうと

身体の在り方を見直すということだ

これは

身体をその構造通りに扱えるようにしていく

ということだ。

 

全身には650の筋肉と350の関節が存在する。

これを余すことなく構造通り使いこなせるようにしていくこと

身体への解像度を高めていくこと

身体への理解度を高めていくこと

心理的身体を育てること

そして身体に無駄な力みや緊張はないか。

人間本来のあるべき姿勢になっているか。

これらの能力を上げていくことが筋トレやストレッチ以前にやるべきことだったと理解したんだ。

この能力をおろそかにしていたから

ただ筋肉がついただけ

ただ柔軟性が上がっただけ

ただトレーニングが上手くなっただけ

ただヨガのポーズが上手くなっただけ

で終わってしまっていたんだと気付いた。

 

今まで考えても来なかった…

なんて無駄な時間を過ごしたんだろう…

 

そんな風にも思ったが早速

身体の在り方を変えるためにトレーニングを始めた。

今までのトレーニングと比べたら見た目はものすごく地味だ。

身体をさすったり

ゆっくり動いたり

小さな動きだったり

たまにふざけたり

一見すると効果あるの?っていうトレーニングだ。

 

しかし、トレーニングを人一倍やり込んできた僕にはわかった。

「今までパフォーマンス向上の足を引っ張ってきたのはこういうことをやってなかったからだ!」

 

そこからは筋トレやストレッチは一切やめた。

がらりとトレーニングを切り替えた。

 

そしてそれを続けていると嬉しい変化が起きた。

まず、慢性的にあった腰の重さ、肩の張りがなくなったのだ!

 

さらに、一緒に久しぶりにサーフィンをした人に

「なんかテイクオフめちゃくちゃ早くなってません?笑」

「めちゃくちゃ上手くなってますね!」

「なんか動きがダイナミックになりましたね!」

「今のトップアクションよかったよ!」

とサーフィンに関して嬉しい言葉を言われることがめちゃくちゃ増えたんだ。

 

そして、ついに!

普段はあまり褒めない師匠からも

「動きがよくなってきたね!」

って言われたんだ。

「本当ですか?ありがとうございます!」

って何気ない顔で返したけど

あの時、本当は嬉しすぎて泣きそうだったんだ。

 

それから今でも王子のもとでさらに深く勉強をしているし

それ以外にもアメリカのトレーナーの資格を取ったり

神経学トレーニングなども学んでいる。(これも面白い)

 

僕はまだまだ勉強の身で、

わからないこともたくさんある。

身体もまだまだ開発していかなければいけない。

 

でも

 

僕と同じように遠回りする人をなくしたいし

今悩んでいる人を救いたい。

僕と同じようにケガや不調で悩んでいる人を救いたい。

そのために僕が伝えられることは全力で伝える。

そして自分もさらに身体を使いこなせるよう勉強、鍛錬する。

その経験をさらに人助けのために使う。

それが身体の専門家としての僕の使命だ。

END

長くなってしまいましたが

最後まで読んでくれてありがとうございました。

いかがでしたでしょうか?

頭に入ってきやすいように口語体で書いたのですが…

不快な思いにさせてしまっていたらすみません。

少しでも何か感じていただけたならうれしいです!

ご感想もお気軽にメッセージしてください^^

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